「本当の自分」とは
みなさんは、「本当の自分」とはどんなんだろうか、と考えたことはありますか
きっと一度はあると思います
家族に対する自分、友達に対する自分、恋人に対する自分、仕事仲間、上司といるときの自分 様々にあると思います
その中で、家族に対する自分が「本当の自分」だから、友達に対する自分は偽りの自分なのでしょうか
あるいは、友達に対する自分が「本当の自分」だから、恋人に対する自分が偽りの自分なのか、というとそれは違うと思います
僕は、だれに対しての自分も「本当の自分」であると考えています
こんなことを言ってると、「八方美人だ」とか「誰にでもいい顔している」と批判されると思います
しかし、こう考えられない私たちは、唯一無二の「本当の自分」という概念に囚われすぎてきたせいで、多くのプレッシャーに押しつぶされたり、窮屈と感じる人も出てきました
人によって、自分が変化するということは当たり前なことで、一緒にいて楽しい人、つまらない人、話が弾む人、弾まない人はそれぞれいると思います
ではなぜ、人によって自分が変わったりするのでしょうか
そしてなぜ人によって自分が変化してしまうのに、全て「本当の自分」と言えるのでしょうか
人は生まれたときは親に育てられます
それから様々な人たちと交流をもち、自我が芽生え自分の、唯一の個性というものを持ち始めます
そして、友人、学校の先生、先輩、後輩、恋人、たくさんの人と出会い、性格というものが出てきます
この様にみると、自分の性格というものは自分自身だけで作り上げたものではないことは明確にわかるでしょう
半分は自分、もう半分はこれまでに出会ってきた様々な人たちから影響を受け、性格というものが成り立ってきていると考えられるでしょう
そのように考えてみると、人によって自分が変わるということは自然だという事がわかるでしょう
人はそれぞれ、生まれた時からいままで、出会う人が全く違い、出会った人の性格もバラバラです
そんなバラバラな出会いを持った、一個人同士みんなの性格が合うはずがありません
合わない人がいて当然なことなのです
その人と一緒にいる自分が嫌いならその人といる意味もないですし、その時の自分が好きならばその人といる意味は大きなものになるでしょう
この様に今の自分は、今自分のコミュニティにいる人たちによって構成されているので、その人によってできた今の自分を全力で生きているからこそ、自分が変化しても全て「本当の自分」だという理論は理解できるでしょう
このように考えることで、今まで悩んでいた人間関係などを楽観的に見れるように変われるのではないでしょうか
今回は少し堅苦しい内容になってしまいましたが、これからもちょくちょくこのような内容を上げていきたいと思います
毎日格言 悩む前にまず行動(筋道を立てることは忘れずに)
今日はこの辺で、、、end